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散歩していると、子供がダルメシァンだと言って、近よってきます。「可愛いね、」叔母さんは、「きれいね」「高そうな犬ね」「立派な犬ね」「手入れが大変そうね」とか言います。元々は、貴族と一緒に生活していたので、上品さが身について居るのかな、とパパは鼻高々のようです。素晴らしい血統書の犬なので、パパはチャンピォンにしなければ、と訓練につれていってくれていました。
基本的な躾として、「シット」「フセ」「マテ」「カムヒャ」「ステイ」「ハウス」と脚側行進を教えてもらいました。また、アジェリティという、ワッカくぐりとか、ブランコ、棒と棒の間を走る競技の練習もしていました。元々、上品なものですから、僕には苦手で、パパも走るのが足の関節が痛いとか言って八ヶ月程でやめてしまいました。やれやれでした。しかし、スタイルを競う、チャンピォンシップには参加させられました。競争する同じ犬種がいなかったため、不戦勝で、立派な紫色のリボンを首に掛けて貰いました。まだまだ、日本では少ない犬種のようです。
それからは散歩犬に徹しています。時々、散歩の時に、逢う雌のシェリー、サロンの二匹のダルメシァンと、かけっこして遊んでいます。
そうなんです、僕の趣味は散歩です。
大好きです。
パパは毎日、仕事から帰って、散歩につれていってくれますが、いつも十時頃の夜中ですので、良く景色が見えません。時々は、昼間もお願いしたいと、言っています。 いつも、夜中の散歩は、ドライブを兼ねて、遠くの公園につれていってくれるので、楽しみにしています。パパとママが一緒に行ってくれます。 もっとも、夫婦のコミニケーションの場を提供しているようなものですがね。
僕の力が強いので、ロープをはなして好きなように遊ばせてくれています。時々、他の犬と逢うと、遊びましょ、と近寄ると、「ダン、カム・ヒア」と言って呼び寄せられます。言うことを聞きませんがね。 足が長いものですから、走るのは速く、走る姿が颯爽としています。 うれしいもので、ウサギ飛びのようにトビトビ跳ねています。
勝手に遠くに走って行くと、隠れられて、何処に居るのかな、とキョロキョロ探します。パパが面白がって、隠れて観察しているようですが、直ぐ見つけて、駆け寄ります。 “隠れん坊“していると、僕だけが走るのでラクチンのようです。
パパの運動にはなりませんがね。
つづく・・・・
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